腰痛と並んで、外来を受けられる患者さんに最も多い疾患が、この「変形性膝関節症」
です。ここではこの変形性膝関節症の病態について、前編・後編の二部構成でお話ししています。
この前編では、まず、図を用いて膝の構造を詳しく説明する事から始め、続いてこの疾患において大切なポイントとなる「関節包」について解説、そこでは治療法としての関節内注射についても少しく触れています。
そして次に、実際の患者さんのレントゲン写真とMRI画像を使って、変形性膝関節症の色々な段階、つまり正常な状態から半月板の変性断裂を起こした状態、そして進行期変形性関節症と呼ばれる状態から末期変形性関節症と呼ばれる状態までの変形の経過を、詳しくたどっていきます。
なお、変形性膝関節症については、別コンテンツの「中年からの変形性関節症」でも詳しくお話ししておりますので、そちらも是非ご覧下さい。

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