中年を過ぎますと手指の痛みを訴えられる方が多く見られます。
原因はリウマチや変形性関節症など色々ありますが、意外に多いのが、「ばね指」と呼ばれているものです。
これは、正式には「絞扼性腱鞘炎」と言い、指を曲げる腱（筋）が締め付けられて動きにくくなっている状態の事を指します。
このコンテンツでは、まず実際の患者さんの指の動きの動画映像をお見せしながら、症状の現われ方を見ていきます。そして図によってその病態を詳しく解説し、原因として最も多いケースについても言及しています。
治療については、投薬療法、リハビリ、注射、装具療法などがありますが、映像では患者さんとの診察風景をシミュレーションして装具療法の模様をお見せしています。
まとめでは、診断のポイントや注射について、また手術方法としての腱鞘切開術（腱鞘切除術）の概要についても触れています。

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