このコンテンツは、背中の背骨である胸椎、腰の背骨である腰椎で起こる圧迫骨折について、前編・後編の二部構成でお話ししています。
圧迫骨折は、主に高齢者に見られる疾患ですが、何と言っても非常に多くの人がこの診断を下されている事が特徴です。 そしてもう一つ大きな特徴は、患者さんが骨折である事に気づいていない事が多い、という事です。そのようなことから、まず何よりキチンと診断を受ける事が大切です。
圧迫骨折は、日常生活の様々な局面で起こり得ますので、患者さんは「いつ骨折したかわからない」というケースが多く見られます。
この前編では、どんな時に圧迫骨折が起きやすいのかという事を実例を挙げて説明、その仕組みや発症の仕方についても模型や実例MRI画像を使って分かりやすく解説しています。特にMRI画像により、圧迫骨折と診断する読影術については具体的に説明、様々な患者さんの実例を詳しくお見せしてお話ししながら、圧迫骨折の深部に迫っていきます。さらに、圧迫骨折が非常に見逃されやすいもう一つの理由も詳しく解説しています。

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