この医療動画は「整形外科ドットTV」において2005年11月から2009年11月に渡って掲載されたものです。これらの医療情報は必ずしも個々の診断と治療に当てはまるものとは限りません。この点をご了承いただき、自己の責任でご利用下さい。
腱板断裂part2~整形外科的治療とリハビリテーション
このコンテンツは「腱板断裂part1」に引き続く後編で、腱板の変性断裂について、保存治療や手術治療の詳細をお話ししています。
まず保存治療については、安静期の期間の目安とその間に行うべき処置について説明、そして安静期を過ぎた頃から行うリハビリについては、その後の経過時期ごとに行うべきトレーニング内容を、実際にシミュレーションしてお見せしながら、その仕組みと理由について詳しく解説しています。
また、3ヶ月間のリハビリ治療を行っても肩を自分で上げる事ができない場合には、手術の対象となりますが、大抵の患者さんは、腱板が切れたままであってもそれほど日常生活には困らない、というレベルまでは回復するので、腱板断裂だけで手術になる割合は、実は少ないのが現状です。
ですがここでは、手術の場合どういう方法をとるかという事も模型を使ってお話しすると共に、その目的についても分かりやすく説明しています。